Web系エンジニアのパソコンに必要なスペックは?メモリ32GB以上

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Web系エンジニアに必要なパソコンのスペックについて解説します!

結論

メモリは32GB以上にしておくこと

です!

多くの記事で8GB、16GB以上あれば〜という紹介がされていますが、正直足りないです!

その理由とおすすめのパソコンをご紹介します。

目次

必要なスペックとその理由

メモリの重要性:32GB以上が推奨される理由

Web系エンジニアにとって、パソコンのメモリは作業効率とパフォーマンスに大きな影響を与えます。以下に、32GB以上のメモリが推奨される主な理由を説明します。

ブラウザがメモリを圧迫するから

エンジニアは基本的に複数のブラウザタブを開いて作業します。

各タブは一定のメモリを使用し、開いているタブが増えれば増えるほど、メモリの使用量も増加します。

これは、複数の開発ツールやリソースを同時にアクセスするため、特にWeb系エンジニアにとっては一般的なシナリオです。

例えば、

  • 実際に開発している画面
  • AWSのマネージメントコンソール
  • Backlog
  • GitHub

など常時開いているタブが多いです。

また、最新のブラウザは高度な機能をサポートしており、これらの機能を実行するためには、それなりのメモリが必要です。

到底、8GBや16GBのメモリではPCの動作が非常に重くなり、作業に支障が出ます。

したがって、多くのブラウザタブを同時に開き、効率的に作業を進めるためには、十分なメモリが必要となります。

起動しておく必要のあるアプリケーションが増えているから

Web系エンジニアは

  • コードエディタ
  • データベース
  • ローカルサーバー
  • APIテストツール
  • バージョン管理システム

など、さまざまなアプリケーションを同時に使用します。

これらのアプリケーションは一部またはすべてが同時に動作していることが一般的で、そのためには十分なメモリ容量が必要です。

さらに、モダンな開発環境では、コンテナ化(Dockerなど)や仮想化(VMware、VirtualBoxなど)も一般的で、これらのツールは大量のメモリを消費します。

これらの理由から、32GB以上のメモリを搭載したパソコンは、Web系エンジニアの作業をスムーズに進める上で必要不可欠と言えます。

プロセッサ(CPU)の性能

Web系エンジニアにとって、パソコンのプロセッサ(CPU)は非常に重要な要素となります。

パフォーマンスと効率の観点から、適切なプロセッサの選択は作業の品質と速度に大きく影響します。

コーディングとテストのスピード

プロセッサのパフォーマンスは、

  • コードのコンパイル時間
  • アプリケーションの実行速度
  • テストの実行速度

などに直接的に影響を与えます。

高性能なプロセッサを搭載しているパソコンは、これらのタスクを高速に実行し、結果として作業時間を短縮します。

また、WebエンジニアリングにおけるビルドとデプロイのプロセスもCPUに大きく依存しています。

強力なCPUは、ソースコードから実行可能なアプリケーションを作成するビルドプロセスを高速化します。

プログラムの実行とマルチスレッディングのパフォーマンス

Webエンジニアリングでは、複数のプロセスやスレッドを同時に実行する必要があります。

例えば、サーバーサイドのスクリプトを実行しながら、フロントエンドのJavaScriptをデバッグしたり、データベースのクエリを同時に処理したりすることがよくあります。

このような機能は、同時に複数のタスクを快適に処理する能力を強化します。

したがって、マルチコアとマルチスレッド技術を搭載したCPUは、高い生産性を実現するための重要な要素となります。

ストレージの選択:HDD vs SSD

パソコンのストレージは、ソフトウェアのインストール、データの保存、ファイルの読み書きなど、多くのタスクに直接的に影響を与えます。

そのため、適切なストレージの選択はWeb系エンジニアの作業効率に大きく関わります。ここでは、主なストレージタイプであるHDD(Hard Disk Drive)とSSD(Solid State Drive)について比較します。

データ読み書き速度の違い

SSDはHDDに比べてデータの読み書き速度が大幅に高速です。

これは、SSDがフラッシュメモリ(電子的にデータを保持する)を使用し、HDDが磁気ディスク(物理的にデータを保持する)を使用するためです。

データの読み書き速度が速いと、ファイルの開閉、ソフトウェアの起動、データのコピーなどの作業が高速になり、全体の作業効率が向上します。

SSDの長寿命性

SSDはHDDに比べて耐久性が高く、寿命が長いと一般的に考えられています。

HDDは物理的な磁気ディスクを使用しているため、長期間の使用や衝撃により劣化する可能性があります。

一方、SSDはフラッシュメモリを使用しているため、物理的な劣化が少なく、長期間安定して使用することが可能です。

ただし、SSDはHDDに比べてコストが高いため、予算により選択肢が異なるかもしれません。

しかし、高速なデータの読み書き能力と長寿命性を考慮すると、Web系エンジニアにとってはSSDが推奨されます。

オペレーティングシステムの選択

Windows, Mac, Linux:それぞれの利点と欠点

Web系エンジニアにとって、使用するオペレーティングシステム(OS)は、開発環境の設定、対応可能なプロジェクト、ソフトウェアの互換性などに影響を与えます。

ここでは、一般的な2つのOS(Windows、Mac)のそれぞれの利点と欠点について見ていきましょう。

※Linuxという選択肢もありますが、初学者向けでは無いので割愛します。

Windows

メリット:

Windowsは全世界で最も広く使われているOSで、そのためソフトウェアの互換性が高く、多くのサポートリソースがあります。また、ハードウェアの選択肢も広範で、価格範囲も幅広いため、予算に応じて選べます。

デメリット:

一部の開発ツールはWindowsでの利用が制限されていたり、全く対応していないことがあります。また、一部のエンジニアは、Windowsのコマンドラインインターフェースが他のOSに比べて使いにくいと感じることがあります。

Mac

メリット

MacはUNIXベースのOSであるため、Linuxとの互換性が高く、多くの開発ツールが利用可能です。また、デザインとビルド品質は業界でも高く評価されています。デフォルトでインストールされているコマンドラインインターフェース(Terminal)は強力で、Linuxに近い経験を提供します。

デメリット

MacはWindowsに比べて高価であり、ハードウェアのアップグレードやカスタマイズが制限されています。また、一部のWindows専用ソフトウェアはMacでは利用できない場合があります。

iOSアプリの開発がしたい場合はMac一択です。

予算が許すのであればMacをおすすめしますが、Windowsでも全く問題ありません。

最近はWSL(Windows Subsystem for Linux)が普及していることもあり、Windowsでもモダンな開発環境を構築することは可能ですし、Windowsを今まで使っていたのであればWindowsでも大丈夫です。

おすすめのパソコン

Web系エンジニアのパソコン選びは、効率性と快適性に大きく影響します。

ここでは、それぞれのニーズに合わせた、おすすめのパソコンを提案します。

ハイパフォーマンスな作業に対応する:MacBook Pro

MacBook Proは、その強力なプロセッサ、高速なSSD、優れたビルド品質により、高いパフォーマンスを必要とする作業に適しています。

最新モデルはApple独自のチップを搭載しており、このチップは、CPUとGPUとメモリを一つのシステムに統合することで、高速な処理性能と効率性を実現しています。

ちなみに、私はMacBook Proを買いました。32GBのメモリを選択しています。

予算を最優先に考える:Windows PC

Windowsの場合、各メーカーからパソコンが発売されていますが、おすすめのメーカーはDellです。

なぜかというと、日本のメーカーのパソコンは余計なソフト(サポートアシスタントのソフトなど)が入ってることが多いからです。

Dellは余計なソフトは入ってないのでシンプルで使いやすいです。

まとめ

Web系エンジニアとして働く上で、パソコンの選択は重要な要素です。

適切なスペックのマシンを使用することは、開発プロセスを効率化し、生産性を向上させる上で不可欠です。

長いと5年以上使うという方もいるでしょう。

そういう意味では多少値が張るものを買ったとしても元は取れると思います。

最後に、メモリは32GB以上を選ぶこと、これだけ忘れなければ大丈夫です!

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